燃料タンクのサビ取りとコーティングについてのお話。メタルレディーとか(1)
ドモー
暑いですねー
いっときますが文字だらけです
一昨年から書こう書こうと思っていたのですがなかなかめんd・・ 書きそびれてしまいましたね
わたしは読み書きが少々あれなので伝えたいことを文章にしようとするのがなかなか苦手なのであります
まあ最後まとめの2~3行だけ読んでいただければ結構です
ガソリンタンク内部のコーティングについてですが、やってはいけないことを少し遠回りしながら説明いたします
M近さん所有のサビサビjazzタンクの外側を使ってサビ落としから説明していきましょう

サビ取り剤といえばリン酸です 鉄へのダメージを最小限にするには低い濃度で長時間かけてやるのが一番ですが、時間もないし儲けも無いので産業用の50%溶液をはけ塗り
ここでのポイントはさび取り剤の塗り方
一度塗ったさび取り剤は数分で反応が終わり「さび取り剤だった何か」に変わっています
説明書にしたがって定期的にふき取りや塗り重ねをしましょう

およそ10分 縦に食い込んださび以外はほぼ落ちました もうこれでいいや
水で徹底的に洗浄、間髪いれずにリン酸亜鉛処理を行います
もちろん産業用 コレも塗って待って流すだけ

リン酸亜鉛の皮膜はグレーです 爪で引っかくと黒板の感触です
右半分はメタルレディーを使ってみましょう

ネット上では手軽にリン酸亜鉛処理ができると評判ですし、私自身コレを買う前はリン酸亜鉛が成分なのだと思ってました
確認しようとしましたがもう説明書もないし、ネットで調べてもどこにその成分表示がどこにあったのか分かりませんでした 購入時に能書きで見た気がするのですが。。。 今となっては成分が何なのかわかりませんが、とりあえずリン酸亜鉛は毒劇法で規制されています 害は少ないがリンのほうが水質汚濁防止法のうんぬんかんぬんでとうとかこうとか・・・
まあサビは落とせますが皮膜の違いはご覧のとおり、金属の光沢が出ました

酸洗でつやが消えた?とも思ったので下半分をリン酸で洗ってみました

艶が出た どうやら艶が無いのはリン酸亜鉛の被膜の特徴ようです 塗り分けのマスキングの下に思いがけずリン酸鉄の皮膜の特徴的な色がでました チタンを焼いたような鮮やかな黄色~青の金属光沢です 条件が揃えばこの色になるそうです メタルレディーを使って水で流すとたま~にこの色が出ます どこかにもうちょっといい画像あったのですが。。。

よく出るのはしたの画像のような黄土色っぽい黄ばんだ色 放置したら真っ赤なサビになりました これはただのサビだと思います つまり失敗

本来リン酸で鉄を処理するとリン酸鉄の皮膜ができてサビの再発を多少抑えることができます 一般の方がよくやるサンポール(塩酸)処理と違うのはこの辺です
ちなみに、リン酸に亜鉛の塊を放り込んでリン酸亜鉛処理液としているブログをいくつか見たことがありますが、結論から言ってダメダメです
その方法でリン酸亜鉛の処理液ができるかどうかはさておき(確証は無いですが違うものができるんじゃないかなぁ)、ちゃんとした処理液は各種ナトリウム溶液を使ってphを調整しています。 内部をくまなく洗浄できないならばたとえちゃんとした処理液(リン酸のみの場合も)であってもサビを再発させることになります
自家製の酸度の強いものなら尚更です
言っていることが矛盾しているように取られるかもしれませんが、リン酸であってもリン酸亜鉛であっても処理をしたときは表面をこすり洗いしてものすごくシビアに素地表面から酸を落とさなくてはなりません
実は一番初めの画像、あれはリン酸をかけて水ですすいで一年くらい放置したもの 酸処理したとこだけサビがひどいんです・・
「サンポール後マジックリンで中和」って聞いたことあるでしょ?考え方はあってますが実際のところそれ位ではなかなか中和できません
じゃあどうするの?
そこで登場するのがおなじみタンク専用さびとりクリーナーなのですが、 そこにはおおきな落とし穴が。。。
続く
暑いですねー
いっときますが文字だらけです
一昨年から書こう書こうと思っていたのですがなかなかめんd・・ 書きそびれてしまいましたね
わたしは読み書きが少々あれなので伝えたいことを文章にしようとするのがなかなか苦手なのであります
まあ最後まとめの2~3行だけ読んでいただければ結構です
ガソリンタンク内部のコーティングについてですが、やってはいけないことを少し遠回りしながら説明いたします
M近さん所有のサビサビjazzタンクの外側を使ってサビ落としから説明していきましょう

サビ取り剤といえばリン酸です 鉄へのダメージを最小限にするには低い濃度で長時間かけてやるのが一番ですが、時間もないし儲けも無いので産業用の50%溶液をはけ塗り
ここでのポイントはさび取り剤の塗り方
一度塗ったさび取り剤は数分で反応が終わり「さび取り剤だった何か」に変わっています
説明書にしたがって定期的にふき取りや塗り重ねをしましょう

およそ10分 縦に食い込んださび以外はほぼ落ちました もうこれでいいや
水で徹底的に洗浄、間髪いれずにリン酸亜鉛処理を行います
もちろん産業用 コレも塗って待って流すだけ

リン酸亜鉛の皮膜はグレーです 爪で引っかくと黒板の感触です
右半分はメタルレディーを使ってみましょう

ネット上では手軽にリン酸亜鉛処理ができると評判ですし、私自身コレを買う前はリン酸亜鉛が成分なのだと思ってました
確認しようとしましたがもう説明書もないし、ネットで調べてもどこにその成分表示がどこにあったのか分かりませんでした 購入時に能書きで見た気がするのですが。。。 今となっては成分が何なのかわかりませんが、とりあえずリン酸亜鉛は毒劇法で規制されています 害は少ないがリンのほうが水質汚濁防止法のうんぬんかんぬんでとうとかこうとか・・・
まあサビは落とせますが皮膜の違いはご覧のとおり、金属の光沢が出ました

酸洗でつやが消えた?とも思ったので下半分をリン酸で洗ってみました

艶が出た どうやら艶が無いのはリン酸亜鉛の被膜の特徴ようです 塗り分けのマスキングの下に思いがけずリン酸鉄の皮膜の特徴的な色がでました チタンを焼いたような鮮やかな黄色~青の金属光沢です 条件が揃えばこの色になるそうです メタルレディーを使って水で流すとたま~にこの色が出ます どこかにもうちょっといい画像あったのですが。。。

よく出るのはしたの画像のような黄土色っぽい黄ばんだ色 放置したら真っ赤なサビになりました これはただのサビだと思います つまり失敗

本来リン酸で鉄を処理するとリン酸鉄の皮膜ができてサビの再発を多少抑えることができます 一般の方がよくやるサンポール(塩酸)処理と違うのはこの辺です
ちなみに、リン酸に亜鉛の塊を放り込んでリン酸亜鉛処理液としているブログをいくつか見たことがありますが、結論から言ってダメダメです
その方法でリン酸亜鉛の処理液ができるかどうかはさておき(確証は無いですが違うものができるんじゃないかなぁ)、ちゃんとした処理液は各種ナトリウム溶液を使ってphを調整しています。 内部をくまなく洗浄できないならばたとえちゃんとした処理液(リン酸のみの場合も)であってもサビを再発させることになります
自家製の酸度の強いものなら尚更です
言っていることが矛盾しているように取られるかもしれませんが、リン酸であってもリン酸亜鉛であっても処理をしたときは表面をこすり洗いしてものすごくシビアに素地表面から酸を落とさなくてはなりません
実は一番初めの画像、あれはリン酸をかけて水ですすいで一年くらい放置したもの 酸処理したとこだけサビがひどいんです・・
「サンポール後マジックリンで中和」って聞いたことあるでしょ?考え方はあってますが実際のところそれ位ではなかなか中和できません
じゃあどうするの?
そこで登場するのがおなじみタンク専用さびとりクリーナーなのですが、 そこにはおおきな落とし穴が。。。
続く
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